将来への道

青二プロダクション卒業生の声

疑問を
持つことが、
成長への第一歩

PICK UP 03

東京校 29期生

島﨑 信長

INTERVIEW

青二塾から
声優への挑戦がスタート

僕が青二塾に入塾したのは19歳の時です。もともとアニメが好きだったんですが、興味本位で受けた声優オーディションに最終選考まで残ったことで、「もしかして必死に勉強したら、僕も声優になれるんじゃないか?」と思ったことが入塾のきっかけです。他の声優養成学校についても調べましたが、長い歴史があり、第一線で活躍している先輩たちが多く在籍する青二こそが、夢への近道になると思いました。声優に興味を持つきっかけになった緑川光さんも、青二プロダクション所属であることを知って「青二で間違いなかった」と思いましたね。
1年間にわたってみっちり学んだ青二塾での時間は、演技経験のまったくなかった僕にとって、とても有意義でした。芝居の稽古はもちろん、日舞や声楽、すべての経験が新鮮で、楽しかったですね。カリキュラムがしっかりしているので、一人ひとりをきっちり見てもらえます。だから、頑張れば頑張るほど評価してもらえるんです。褒められるとモチベーションも上がるので、どんどん声優に対する想いが強くなっていきました。

“生涯俳優”のために
青二塾で人間性まで磨いた

僕の大きな目標のひとつは、「この人とまた仕事がしたい」と思われる役者になることです。そうなるためには、常に求められた以上のパフォーマンスで応えなければいけません。さらに演技だけでなく人としての魅力、人間性の部分も大切になってくるはずです。その点、青二塾では人間性や社会性まで学ぶこともできます。あいさつ・掃除など、些細なことですが、社会人経験がなかった僕にとっては大切な経験でした。遅刻して反省文を書いたこともあるんですが(苦笑)、時間に対する意識を含め、礼儀作法といった、人として大切なことを学べるのも青二塾の魅力です。声優の知識や技術だけでなく、心構えを含めたすべてを教えてもらいました。

声優の役作りは、「なんで?」
と疑問を持つことから

この仕事は、声優プロダクションに所属することがゴールではありません。あくまで声優になってからがスタート。現に実績を残している大先輩たちでさえ、何歳になっても自分に足りない部分を探し続け、成長のための試行錯誤を繰り返しています。北川塾長からは「すべてのことに疑問を持て」と教えていただきました。当時はあまり深く理解できなかったのですが、声優としてキャリアを積めば積むほど、「疑問を持て」というひと言が重みを持ってきました。演じる時には、疑問を持って役柄の人生や気持ちを埋めていきます。たとえば「なんでこの人は笑っているんだろう?」という疑問に対して、「悲しいから」という答えが出るとします。すると「では、なんで悲しいのに笑っているんだろう?」という次の疑問が出てくる。「自分自身のために強がっている?」「目の前の人に気を使っている?」というように、「なんで?」が増えるほど、役として深みが出て、表現に厚みが出ます。

自分なりに考えぬいて
その先の答えを掴んで欲しい

「疑問を持て」という言葉は、すべてのことにつながる言葉なんです。これから声優を目指す人は、「声優になりたい。じゃあどうすればいいのだろう?」と考え続けること、そのために行動していくことが大切だと思います。声優に興味を持った人は、まず声優業界について、いろいろ調べてみて欲しいですね。さまざまな情報から自分なりに考えて、目指すべき目標を決める。考えた結果「目標を達成するためには青二塾が良い」と思えた方が、モチベーションも高いと思いますし、青二塾で過ごす時間も楽しくなると思います。「芝居を盗む」という言葉もありますが、ぜひ青二塾では、「いろいろ吸収してやる!」という気持ちで取り組んでみてください。その先にはきっと良い結果が待っていると思います。

PROFILE

東京校 29期生島﨑 信長

誕生日:12月6日/出身地:宮城県/出身校:青二塾東京校29期/趣味:ゲーム、お菓子作り、ハーブティー、水泳/特技:PC自作/☆みやぎ絆大使
主な出演作品:『Free! シリーズ』七瀬遙/『ブラッククローバー』ユノ /『ダイヤのA』降谷暁 /『寄生獣 セイの格率』泉 新一 /『君の名は。』 藤井司

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青二プロダクション附属俳優養成所